まずはここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。
ほんの少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。
私がペダルにハマるスピードは恐ろしく早かったです。もっと早く好きになりたかったと思うくらい、素敵な作品だと思います。中でも「時は全て一瞬で、その一瞬を忘れないように心に刻もう」と言う東堂くんがたまらなく好きです。裏を返せば、辛い時も同じ一瞬ってことなんですもんね。あのセリフには随分と励まされております。真波くんじゃないですけど、東堂くんの頭の中がどうなってるのか見てみたいものです。
私自身が好きだと思ってもなかな人におススメしたいと思う作品は少ないのですが、ペダルは全力で人におススメしたい作品です。実際、会社でも帰省した際に実家でもペダル布教してきました。
会社では(私に黒バスを貸して私を黒バスの世界に引き込んだ)とある人に「おススメの漫画があるのでぜひ読んで頂きたいんです」と言って、お盆前に全巻押しつけてきました。そしたら所用のついでに「おもしろい、ハマった」とLINEが届きました。
実家ではタイトルと絵柄だけで「クソアニメ」と決めつけたいとこを見返すためにアニメを見せていたら、意外にも側でたまたま一緒に見てた兄がハマっておりました。口ではハマったとは言っていませんでしたが、アニメ見ながら「ホモ漫画」と散々バカにしてたくせに、次の日にレンタルコミックで漫画借りてましたからね。いとこも「思っていたよりもおもしろい」と言っておりました。
ええと、作品の話に戻りますね。
このお話は東堂くんで夢を書きたい!と思い立った時に、そもそも東堂くんはどんな女の子を好きになるのだろう? と考え始めたところから生まれたお話です。見た目はさておき、性格は意外と強気な子を選びそうだなと最初に思いました。とはいえ、結局できあがったのは強がりな弱い子でしたが……。そして実は荒北くんの過去を知っているという設定にしたら……と考えていたら、ヒロインと各キャラの関係性がだんだん見えてきてました。だいぶ悩んだり、もっといい表現があるんじゃないかと書く手が止まることもありましたが、おおよそ順調なペースで書きあげられました。楽しかったです。
心残りがあるとしたら、もっと福富くんを登場させたかったという点です。私の技量では無理でした。そもそも新開くんは当初あんなに出しゃばる予定は全くありませんでした。自分でもなぜあぁなったのかわかりません。本当は新開くんよりも福富くんにいい味出してくれるようにしたかったんです。結局福富くんがまともに出てきたのは最初だけにとどまってしまいました。
それでは、最後の最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
しばらくの間は同ヒロインでいくつかお話を書いていきたいと思っております。
余談ではありますが、拍手お礼の東堂SSはこのお話の数日後設定のつもりで書きました。
(※今はもう上がっておりません)
2014.08 みなづきあや
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名前変換のスクリプトを書き換えるなどの作業ついでに、お話のタイトルを変更しました。いくらなんでもセンスがなさすぎるタイトルだなと、すっと気にはしていたのですよ。変えるなら個別のページも新たにつくりたいな〜なんて思っていたら、時間だけが過ぎてしまいました。ここにきて、ようやく作業に入ったわけですが、変更したタイトルは相変わらず捻りがなくてイマイチです。でも、前よりは幾分かマシになったと思っています。えぇ、私基準です。
今年も彼らの夏がもうすぐそこまで来ておりますね!私の中ではペダルは夏のイメージです。インターハイが……っていうのもありますが、単純に私がペダルにハマって漫画をひたすら読んだのがまさに今の季節、6〜7月だったからです。同じ理由で笛!は秋から冬、黒バスは春のイメージです。ってこれは完全に余談ですね。
今回のタイトル変更にあたり、誤字脱字も含めて、多少、本文にも修正を入れております。読み返していたらいろいろと修正したくなったのですが、やりだしたらキリがないなと思い、断念しました。我ながらこっぱずかしい話なんですけど、もうしばらく置いておこうと思います。
2017.06 みなづきあや